びちメモ 
こんにちは。
「60代からでもチャレンジしよう」を頑張っているびちです。
あなたは、「今」の時間を生きていますか？
当たり前でしょう！生きているから！って言われそうですね。汗
もちろんみんな生きているので当たり前ですよね。
そんな意味ではなくて、
たとえば締め切り時間に追われて仕事をしている時とか、友達と大笑いしながらおしゃべりをしている時は、他の事を考えないので「今」だけに集中していますよね。
だから、気持ちも意識も「今」に集中していて、とても充実した時間を過ごせていると思います。
目次
私は普段はあまり意識していないのですが、ふと気が付くと自分の意識が「過去」に飛んだり「未来」に飛んだりしている時があります。
過去に自分が経験した失敗や「言われた嫌な言葉」がふとしたきっかけでよみがえってきて、どんよりした気分になったり・・・。
その時に味わった「焦った気持ち」や「悔しかった気持ち」をもう一度味わったりします。
または、今の貯金額でこの先暮らしていけるのか？
お金が足りなくなったらどうやって暮らそう・・・。
子供たちに迷惑はかけられないし・・・なんて、まだ起こってもいない未来の事で不安になったりします。
今「過去の出来事でもう一度嫌な気持ち」になったり「まだ起きてもいない未来」を心配するなんて！
そんな気持ちに気が付くと、私は呪文の様にこうつぶやきます。
「今ここ！」「今ここ！」と。
気持ちが今の私から離れて、ふらふら勝手にさまよって不安を引き寄せているみたいなので、気持ちをしっかり「今の瞬間」に引き戻します。
そして「問題がまったく起こっていない今」をしっかり自覚すれば、ちょっと元気になれます。
心配な事や困った事は「起こった時」に考えれば良いのです。
「何も起こっていない今」から心配しても、何も解決しないし、得な事は一つもありません。
取り越し苦労は時間の無駄！
それをきちんと自分に言い聞かせます。
私の母は定期的にお医者さんに通っているので、私がお医者さんに連れて行くのですが、その診察予約時間が10時でも「早く迎えに来てね」と言います。
予約が10時なら10時に行くのが当たり前なのに「9時までに来て」と言います。
「何で9時？」と聞いても、そうなっている・・という意味不明な説明をされるので、とりあえず早く行かなければいけないのだろうと9時までに行くのですが・・・。
やはりお医者さんの予約時間は10時なので、待合室で1時間待つことになるのです。
コロナ禍の待合室で1時間待つのは本当は避けたいところ。
でも、母は頑として早く行きたいのです。
いつも「早く早く」が口癖です。汗
時には妹と三人で、どこかのステキなレストランに食事に行って、美味しいものを食べておしゃべりをしていると「もう食べたから、さあ帰ろう」と言います。
私と妹はこれから帰って寝るだけだから、もっとゆっくりおしゃべりや雰囲気を楽しんでから帰りたいと思うのに、もう帰り支度をしているのです。
それで仕方なく帰ることになります。
買い物に行っても、母は目的の物を買ったらさっさとレジを済ませて、入口で待っています。
だから、ゆっくり品物選びをすることができなくて、自分の買い物は諦めて帰ることになります。
きっと母は「ゆっくりお買い物を楽しむ生活」なんて今までしてこなかったからだと思います。
92年前に生まれた年代は、人生を楽しむとか、買い物を楽しむとか、そんな生活は出来なかったのだと思います。
ネットで買い物ができる今の生活は、母の年代では「考えられない事」だったでしょう。
「ただ生活するために生きて来た」苦労した年代です。
本当に大変な時代を生きて、今の私たちの年代に引き継いでくれたありがたい世代です。
私たちが今の便利な生活を甘受できているのも、母親の年代が頑張ってくれたおかげです。
だからこそ言いたいのです。
今からでも「今の楽しい時間」をゆっくり味わって欲しい。
「二度とないこの時間を記憶に残る瞬間にして欲しい」
常に「早く早く」と次の事ばかりを気にしないで、今を大切に生きて欲しい。
次に来る時間の「未来」ばかりに気を取られていると「今ここ」の瞬間をおろそかにして「今」を楽しむ事ができません。
常に生きているのは「今」です。
「過去」でも「未来」でもありません。
「楽しくて笑う」のも「充実した時間」にできるのも、「今の自分がする行動と自覚」でできるのです。
だからもっと「今」に集中して楽しんで欲しいと願っているのですが。
妹は、とても楽しく生きています。
友達もたくさんいて「今」を楽しんで暮らしています。
いつも何かしらに熱中していて、今はウオーキングを、仲間とチーム対抗で競っています。
それを面白おかしく話してくれます。
いろいろな「女子会」を開催していて、スケジュールもほとんどいっぱい。
「過去の嫌な事」はすぐに忘れて、ほとんど覚えていないようです。
「そういえば、そんな事もあったよね～」とあっけらかんと笑います。
そして「笑える物」「うける物」を誰かにプレゼントして「笑いを取る」のが大好きです。
楽しくみんなが集まる事や、笑える事が大好きで、人を元気づけるのも得意です。
妹を見ていると「今を楽しく生きているなぁ」と思えます。
「誰にも時間は平等」なら、妹の様に楽しく生きたら、人生の終わりに後悔がないのではないでしょうか。
過去をクヨクヨ後悔しながら過ごすのではなく、先の事ばかり心配したり気にして過ごすのではなく、たった一度の「今」の時間を充実させれば未来も変わると思います。
「今」に集中して、人生の瞬間瞬間を生きれば、とても充実した人生になるのではないでしょうか。
私ももう一度「今」の時間を大切にして、少しでも楽しく笑える様に過ごそうと思いました。
あなたの「今」は、輝いていますか？
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